世界大百科事典(旧版)内の接続形式の言及
【接続】より
…しかし,それをベクトル場に対して行うとき,その拡張が座標系の選び方に依存するという不つごうが生ずる。この不つごうをある種の微分形式(とベクトル場との積)に吸収させることによって微分の一般化である共変微分が不ぐあいなく定義されるが,この目的に用いられる微分形式を接続形式,または略して接続という。あるいは近代的な用法では,ベクトル場に対して種々の方向への共変微分を対応させる操作そのものを接続ということもある。…
※「接続形式」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」