世界大百科事典(旧版)内の推力減少率の言及
【プロペラ】より
…すなわちプロペラをつけないときの船体の抵抗Rと,プロペラを使って同じ速度で船を航走させるのに必要な推力Tは異なり,T>Rとなる。これは見方を変えればプロペラの推力が減少したとすることもできるので,t=(T-R)/Tとしてtを推力減少率と呼んでいる。抵抗Rに打ち勝って船を前進させるのに有効に使われる馬力を有効馬力EHP,プロペラの推力により消費される馬力を推力馬力THPとすると,EHP=RVS,THP=TVであるから両者の比はηh=EHP/THP=RVS/TVと書ける。…
※「推力減少率」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」