世界大百科事典(旧版)内の推測位置の言及
【航法】より
… 航法の基本機能である繰返性については,紀元前から経験則の集積である航路誌により,2点間の方向と距離(航走日数で表現されていた)の情報を得て,あまり確実性が高くはなかったが一応保たれていたようである。 また針路と航走距離から推測位置を求めることも,コンパス(羅針儀)などの利用で一般化していった。このコンパスは,中国で指南針と呼ばれ,11世紀に航海用として用いられており,これがヨーロッパに伝えられたといわれている。…
※「推測位置」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」