世界大百科事典(旧版)内の推薦航路の言及
【航路】より
…これに伴って,特定の海域では,船長の自主的な判断のできる範囲が制約され,航路の明確化,特別航法の規定,航行援助施設の充実などが必要となってきた。このため,船舶運航の安全性を確保する観点から各種の航路が設けられており,航路航行義務の拘束力,対象船舶の違いなどにより,推薦航路,勧告航路,法定航路などに分けられる。推薦航路は,地形,海潮流,その他自然的条件のみを考慮のうえ,航海の安全のために水路図誌発行者(日本では海上保安庁)が推薦した航路で,海図上に航路線で記載されている。…
※「推薦航路」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」