提刑按察使司(読み)ていけいあんさつしし

世界大百科事典(旧版)内の提刑按察使司の言及

【明】より


[地方]
 地方制度では,布政司(布政使)の管轄区域が最大の行政単位で,行省の名を残して省と通称される。布政司が一般民政を担当するほか,省には司法・監察を担当する提刑按察使司,略して按察司と,軍隊を管轄する都指揮使司,略して都司が置かれ,併せて三司とよばれ,重要事項は3者の合議によって決定された。行省時代のような単一の長官は存在しなくなったのである。…

※「提刑按察使司」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む