世界大百科事典(旧版)内の政策家賃の言及
【公営住宅】より
…この対策として,近年では建替事業や住戸改善事業などの比重が高まっているほか,地域の伝統的な住宅様式を採り入れたデザイン性豊かな低層集合住宅形式など,新たな脱皮も試みられている。また,用地費の高騰などから新築住宅家賃は上昇しており,ほとんどの自治体では建設費の国庫補助のほかに,さらに家賃を割り引く〈政策家賃〉を実施している。しかし,それでも第1種公営住宅の全国平均家賃は3万2000円(1981年度)となり,もはや〈低廉な家賃〉とはいえない状況である。…
※「政策家賃」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」