世界大百科事典(旧版)内の故障モード影響解析の言及
【安全性】より
…この段階では次の解析方法を組み合わせ用いる。
[故障モード影響解析failure mode and effect analysis(略称FMEA)]
FMEAは主として信頼性解析で用いる方法で,設計の不完全さや潜在的な欠点を見いだすため構成要素ごとに故障モード(入力)とそのシステムへの影響(出力)を調べる定性的な方法である。信頼性解析ですでにFMEAが実施されていれば,安全性の見地から致命度の再評価を行い,安全性上必要な解析を追加した場合は〈故障ハザード解析〉といわれる。…
※「故障モード影響解析」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」