教会史学(読み)きょうかいしがく

世界大百科事典(旧版)内の教会史学の言及

【教会史】より

…教会史学とも称し,キリストが創立した教会の歴史の中での内的外的な歩みを,史学的神学的観点より把握し考究する学問をいう。歴史の中での神の働きと人間の信仰・救済体験とを重視する新約聖書の中に,すでに教会史への関心が芽生えているが,2世紀には,教会を異端から守る必要性もあって,使徒時代の伝承の要点が書き留められ,歴代司教の目録や教会の年代記が作成されはじめた。…

※「教会史学」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」