世界大百科事典(旧版)内の教皇財務長官の言及
【教皇選挙】より
…それでも1904年までカトリック諸列強君主は教皇選挙での候補者に対する拒否権をもっていた。今日教皇が死去し空位が生じると,教皇財務長官(カメルレンゴCamerlengo)が枢機卿団長とともに枢機卿団を代表して教皇代行となり,死去後早くて15日目おそくて19日目にコンクラーベでの選挙を行うよう準備する。パウルス6世の改革で80歳以上の枢機卿は投票権を失ったが,東方典礼の大主教は投票権を得た。…
※「教皇財務長官」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」