教育玩具(読み)きょういくがんぐ

世界大百科事典(旧版)内の教育玩具の言及

【玩具】より

…18世紀ころから,子どもの人権を認める風潮がしだいに生まれ,玩具の教育的意義づけがされる中で,ドイツのF.フレーベルは自らの考案した玩具を〈ガーベGabe(恩物)〉と呼んだり,イタリアのM.モンテッソリはやはり自ら開発した玩具を〈マテリアmateria(教具)〉と表現したりした。日本でも,明治中期に〈教育玩具〉という言葉が生まれている。これらは,教育的な意図が玩具にもたれるようになってから,それぞれもとの言葉の非教育的なイメージをぬぐうために生み出されたのであろう。…

※「教育玩具」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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