世界大百科事典(旧版)内の散在ごみの言及
【ごみ】より
…今後も,民間と行政さらには事業者やメーカー,再生資源業界がそれぞれの役割と責任を分担しながらリサイクル文化を築いていくことがいっそう期待されるとともに,そのもとでかつての〈汚物〉への認識が真の意味で変わり,ごみや清掃事業への社会的な偏見・差別が払拭されていかなければならない。第4には,公共地や観光地における散在ごみの問題である。京都市が1980年に導入を試みた空缶回収のためのデポジット(預り金)制度(販売時に容器代を上乗せしておき,空き容器を持ち込んだときに返還する制度)は全国で大きな論議をよんだが,いくつかの問題があって実現は見送られた。…
※「散在ごみ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」