世界大百科事典(旧版)内の《敬虔なる願望》の言及
【敬虔主義】より
…スペイン,フランスのカトリック教会の神秘主義とも無縁ではない。シュペーナーが敬虔主義運動の創始者とみなされており,彼の〈コレギア・ピエタティス〉の開始(1670)と,著作《敬虔なる願望》の公刊(1675)は時代を画した。その後フランケによりハレが中心地となる。…
【シュペーナー】より
…のちドレスデンの宮廷牧師,さらにベルリンに移り同地で没する。その著書《敬虔なる願望》(1675)は敬虔主義運動の綱領となった。眼目は平信徒の積極的信仰実践の鼓舞にある。…
※「《敬虔なる願望》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」