世界大百科事典(旧版)内の文化財保存修復研究国際センターの言及
【町並み保存】より
…戦災復興計画は文化財修復の問題を抱え込んではいたが,何よりも都市改造計画として立案されていった。この一方で保存についての国際的合意と協力の動きも強まり,54年にはユネスコによって〈武力紛争の際の文化財保護のための条約〉がまとめられ,59年には保存修復技術の研修のためのユネスコ・ローマ・センター(文化財保存修復研究国際センター)が開設された。さらに64年にはイコモスICOMOS(国際記念物・遺跡会議)が設立され,保存問題の国際協力機構が成立した。…
※「文化財保存修復研究国際センター」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」