文字論(読み)もじろん

世界大百科事典(旧版)内の文字論の言及

【文字】より

…また,中国の南西部の少数民族を教化するために,19世紀の末から線と丸の組合せで新しい音節文字が宣教師によって考案され,効果の著しいものがあることが報告された。このような新しい文字の創作は,また一方において文字史の研究および文字論における新しい観点の導入にも役だった。それらは字体こそ借りていなくても,あるいは同じような字体を用いてもまったく関係なしに用いているのであっても,文字体系の原理は既存の文字の影響を受けているということである。…

※「文字論」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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