文欟木厨子(読み)ぶんかんぼくずし

世界大百科事典(旧版)内の文欟木厨子の言及

【木工芸】より

…これらの木器の用材には各種の針葉樹,広葉樹が適材適所に利用され,その木取りにも十分考慮が払われている。伝世最古の木工芸品に,法隆寺の玉虫厨子,橘夫人念持仏厨子,正倉院の文欟木厨子(ぶんかんぼくずし)などがある。玉虫厨子は宮殿と須弥壇とからなり,檜造黒漆塗りで,木工,漆工,金工,絵画の諸技法を総合した作品である。…

※「文欟木厨子」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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