文覚井(読み)もんがくせい

世界大百科事典(旧版)内の文覚井の言及

【桛田荘】より

…この絵図は静川(穴伏川,四十八瀬川)からの引水権をめぐって起こった静川荘との相論に関係して作成されたものらしい。ちなみに,静川から丘陵を越して桛田荘に導入される灌漑用水は文覚井と呼ばれており,現地では文覚が立荘の際に開削したものと伝承されている。鎌倉時代初期の田数は,85年(文治1)の検注帳によって約60町歩と推定される。…

※「文覚井」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android