《文語訳聖書》(読み)ぶんごやくせいしょ

世界大百科事典(旧版)内の《文語訳聖書》の言及

【聖書】より

…キリシタン禁令解除後の最初の完訳聖書は《合同訳》(新約1880,旧約1888)で,明治期の日本文化・思想の形成に大きな影響を与えた。これを改訂した流麗な《文語訳聖書》(1917)は今なお愛誦する人が少なくない。その後時代の要請に応じ,日本聖書協会による《口語訳聖書》(新約1954,完訳1955)のほか,聖書学者とくに無教会派の人々によるすぐれた個人訳が公刊されており,またカトリック系ではバルバロ=デル・コル訳《口語聖書》(新約1953,完訳1964)などがあり,さらに新・旧両派合同による《新約聖書共同訳》(1978)が新しい聖書翻訳の試みとして注目を受けている。…

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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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