斑紋自転モデル(読み)はんもんじてんもでる

世界大百科事典(旧版)内の斑紋自転モデルの言及

【磁変星】より

…強い磁場の存在と特異な元素の過剰な存在との関連性については諸説があるが,その一つとして,磁場が気体の自由な拡散混合を妨げるので,特別な原子やイオンが光の放射圧を受けて星の上層だけに集まりやすいという考えがある。磁場や化学組成の周期的変化については,星の表面でこれらの分布が一様でなく,斑紋状をなしており,星の自転によって表面のいろいろな部分が順次観測者の視界に現れるという〈斑紋自転モデル〉の説が有力であるが,これだけでは説明できない現象もある。【大沢 清輝】。…

※「斑紋自転モデル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」