《料理人の技術》(読み)りょうりにんのぎじゅつ

世界大百科事典(旧版)内の《料理人の技術》の言及

【料理書】より

… 料理が芸術,科学の一分野とまでもてはやされた18世紀前半には料理書出版のラッシュがみられ,5巻本(バンサン・ラ・シャペル《現代の料理人》1735),4巻本(ムノン《宮廷の夜食》1755),3巻本(マラン《料理神コモスの贈物》1742,初版(1739)は1巻本)など豪華なものが現れ,また時代を反映してマッシャロの《王室およびブルジョア家庭の料理人》(1691,1712新版)やムノン《ブルジョア家庭の女料理人》(1746)など,書名にブルジョアをうたうものも登場した。フランス革命後レストランが隆盛を誇ることとなるが,この領域で最初の本格的レストランを経営したアントアーヌ・ボービリエが著した《料理人の技術》(1814)が19世紀初めを飾る。1826年にはブリヤ・サバランの《味覚の生理学》が刊行された。…

※「《料理人の技術》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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