世界大百科事典(旧版)内の新ウパニシャッドの言及
【ウパニシャッド】より
…中でも《ブリハッド・アーラニヤカ・ウパニシャッドBṛhad‐āraṇyaka‐upaniṣad》《チャーンドーギヤ・ウパニシャッドChāndogya‐upaniṣad》の2編が,質・量両面からその代表とされる。〈古ウパニシャッド〉以降もウパニシャッドの名を冠した文献は続々と作成されたが,これらを一括して〈新ウパニシャッド〉という。ウパニシャッドは主として対話・問答形式で書かれているが,〈古ウパニシャッド〉に限っても数百年の期間をかけて,多数の思想家の手を経て作成されたものであるから,内容的には種々雑多の思想を含み,相互に矛盾する説が収められていることも少なくない。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」