世界大百科事典(旧版)内の新東京国際空港航空燃料パイプラインの言及
【パイプライン】より
…72年には,石油需要の急速な伸びと迫(ひつぱく)した石油輸送の状況下で,外国との立遅れを解消し,安全で低廉な輸送手段としてパイプラインを計画的に整備するために,石油パイプライン事業法が制定されており,とくに輸送の安全性と公共性を確保するための厳重な規定が置かれている。 代表的なパイプラインをあげれば,日本には新東京国際空港航空燃料パイプラインがある。このパイプラインは石油パイプライン事業法の初めての適用を受けて83年に完成したもので,千葉港から成田の国際空港までの46.9kmの間に内径344.5mm,肉厚11.1mmの継目無し鋼管2条が敷設されている。…
※「新東京国際空港航空燃料パイプライン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」