世界大百科事典(旧版)内の新結合の言及
【イノベーション】より
…今日ではイノベーションは〈技術革新〉とほとんど同義に用いられる。しかしシュンペーターは初め〈新結合neue Kombination〉という言葉を用い,生産要素(資本財,労働,土地)の結合の仕方,すなわち生産方法におけるいっさいの新機軸を表現し,これに新商品や新生産方法の導入のほか,新市場,資源の新供給源,新組織の開拓など,きわめて広範な事象を含ませた。彼が明示的に〈革新Neuerung∥innovation〉という概念を用いたのは景気循環の説明においてである。…
※「新結合」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」