世界大百科事典(旧版)内の新鮮血の言及
【保存血】より
…輸血用血液は,採取した血液に抗凝固剤であるACD液またはCPD液(いずれもクエン酸,クエン酸ナトリウム,ブドウ糖からなり,後者にはリン酸水素ナトリウムNaH2PO4が加わる)を加え,主として赤血球の代謝を抑えるために4~6℃で保存されるが,保存血には全血と濃厚赤血球が含まれるが,現在濃厚赤血球は全血よりバフィコート(白血球と血小板を含む成分),血漿のほとんどを除き,新しい保存液MAP液(マニトール,アデニン,フォスフェート)を加えた赤血球MAPを指す。…
※「新鮮血」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」