世界大百科事典(旧版)内の方法二元論の言及
【当為】より
…当為言明はしばしば〈……である〉という平叙形式の言明,すなわち事実を記述する言明と対比され,事実言明のみから成る前提群から当為言明が論理的に演繹されうるかが哲学上の根本問題の一つとして論議されている。これを肯定するのが方法一元論であり,否定するのが方法二元論の立場である。前者によると,当為言明は基本的に事実言明と同じしかたで真偽をテストできることになるが,後者に従えば,これは不可能である。…
※「方法二元論」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」