旅宮(読み)りょきゅう

世界大百科事典(旧版)内の旅宮の言及

【旅】より

…京見物のような長旅は比較的豊かな人や家長等が主で,貧民や女・子どもの家族等の多くには高嶺の花で,近くの参詣や湯浴等で渇をいやすのがせいぜいであったが,ともかくも旅は江戸時代に至ってはじめて民衆化し,娯楽の極度に貧困な当時,そのもつ意義は現在に比してはるかに大なるものがあった。【新城 常三】
【中国】
 旅という文字は,もともと多人数が外で祭祀を行うため,氏族の旗をかかげて出行することを示し,その儀礼を旅祭,祭祀の場所を旅宮などと言った。それより本来の居所を去り,客として他処へ身を寄せることを旅というようになった。…

※「旅宮」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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