日並皇子尊(読み)ひなみしのみこと

世界大百科事典(旧版)内の日並皇子尊の言及

【草壁皇子】より

…681年2月皇太子に立てられ,685年1月には諸皇子中筆頭の浄広壱(のちの四品)を授けられたが,689年4月に没した。草壁皇子の歌としては,《万葉集》巻二に,〈日並皇子尊(ひなみしのみこのみこと)(皇子の別名),石川女郎(いらつめ)に贈り賜ふ御歌一首〉として,〈大名児(おおなこ)を彼方(おちかた)野辺に刈る草(かや)の束(つか)の間もわれ忘れめや〉がある。また巻二には,その死を悼んで皇子の宮と考えられる島宮の舎人(とねり)らがつくった歌23首があり,柿本人麻呂が作った長歌と反歌2首も収められている。…

※「日並皇子尊」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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