日吉吉左衛門(読み)ひよしきちざえもん

世界大百科事典(旧版)内の日吉吉左衛門の言及

【長唄】より

…明治前期(明治30年ころまで)では三味線方の3世杵屋勘五郎,2世杵屋勝三郎,3世杵屋正次郎が作曲の三傑として傑出している。勘五郎は《橋弁慶》《綱館(つなやかた)》《望月》,勝三郎は能役者日吉(ひよし)吉左衛門の主唱する邦楽を地に能を舞う吾妻能狂言のために《船弁慶》《安達原》,正次郎は歌舞伎長唄に手腕を発揮し《連獅子》《土蜘》《元禄花見踊》《茨木》《鏡獅子》などを作曲している。また,1868年(明治1)には3世杵屋勘五郎が大薩摩節の家元権を正式に譲られ,以後,大薩摩節は長唄演奏家の兼名,兼業となった。…

※「日吉吉左衛門」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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