世界大百科事典(旧版)内の日朝漁業協定の言及
【朝鮮民主主義人民共和国】より
…貿易は民間の日朝貿易会を窓口に進められてきたが,70年代初頭のプラント輸出にともなう技術者入国や輸銀融資についての日本側の拒否や共和国の債務問題(1976年顕在化)などのため,困難が多い。77年に締結された日朝漁業協定は82年の期限切れ以後中断されていたが,韓国の全斗煥大統領訪日後の84年10月,再締結された。しかし,日本政府の消極的姿勢とも関連して依然として北朝鮮は不自然に〈近くて遠い国〉でありつづけている。…
※「日朝漁業協定」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」