世界大百科事典(旧版)内の日本平和研究懇談会の言及
【平和研究】より
…また人類唯一の被爆体験をもち,未来秩序のあるべき形成原理としての平和憲法をもつ日本において,平和研究が早くから行われたのは不思議なことではない。ことに社会科学の分野では1960年代初期に,石田雄,川田侃,浮田久子,坂本義和,関寛治,細谷千博,武者小路公秀などが研究グループである〈日本平和研究懇談会〉を結成し,平和研究の制度化に努力した。そして73年に〈日本平和学会〉が発足したことにより,日本での本格的な研究活動が始められるにいたった。…
※「日本平和研究懇談会」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」