日本曹洞五箇禅林(読み)にほんそうとうごかぜんりん

世界大百科事典(旧版)内の日本曹洞五箇禅林の言及

【興聖寺】より

…道元の遺徳をしたう英種の峻厳枯淡な禅が,そののち当寺の伝統的な禅風となった。江戸時代,当寺は畿内を中心に末寺250余ヵ寺,諸国から多くの雲水(うんすい)が集まって修行し,越前の永平寺,加賀の大乗寺,能登の総持寺,肥後の大慈寺とあわせて〈日本曹洞五箇禅林〉とうたわれた。現在,寺地は平等院の対岸,宇治の清流に臨み,河畔から直線にのびる琴坂という参道を経て宋風の山門を入ると,本堂以下の創建当初の諸堂が並び,また境内には開基大檀那の尚政が選んで植えた松,桃,梅,柳,桜,モミジなどが,よく手入れされて,四季おりおりの景趣を添えている。…

※「日本曹洞五箇禅林」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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