日枝山王(読み)ひえさんのう

世界大百科事典(旧版)内の日枝山王の言及

【氏子】より

…ただし第2次大戦までは国家祭祀としての行政指導もあって氏子制度は強力な規制力を発揮したが,大戦後,神社神道が宗教法人化したために地域住民に対するかつての一元的規制力を失っている。【薗田 稔】
[近世江戸の場合]
 江戸に入った徳川氏は,江戸原住民の鎮守の神田明神を改めて江戸総鎮守とし,3代目の家光が江戸で生まれたとき,城内にあった日枝山王(ひえさんのう)を徳川氏の産土神とした。このため江戸原住民と将軍家は同じ氏子となった。…

※「日枝山王」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む