世界大百科事典(旧版)内の日耕の言及
【結負制】より
…日本植民地下で朝鮮土地調査事業の完了に伴う1918年の改訂地税令によって廃棄され,日本式の町反・坪制に取って代わられた。なお民間では結負のほかに,穀物の播種量で面積を表示する斗落(とらく),牛1頭で1日に耕せる広さを表す日耕(じつこう)などの単位も用いられた。【宮嶋 博史】。…
【斗落】より
…主として水田の面積表示に用いられ,李朝以後広く普及した。これとは別に畑地を中心として日耕とよばれる,牛1頭が1日に耕せる広さで表示する方法も用いられた。李朝末の日本人の調査によれば,水田1斗落は150坪から300坪に相当した。…
※「日耕」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」