明史の獄(読み)みんしのごく

世界大百科事典(旧版)内の明史の獄の言及

【文字の獄】より

…とくに民族意識の強い知識人に対してはそうであって,このためしばしば筆禍事件が起こった。1663年(康熙2)の〈明史の獄〉は,浙江の荘廷鑨(そうていろう)が朱国禎の家から入手して刊行した《明史》のなかに清朝に対する誹謗があったことを理由に,荘廷鑨の死体を暴き,家族を死刑に,さらに出版に関与したものをも含め,70余名を死刑にするという厳罰に処したものである。さらに1711年には〈南山集事件〉が起こった。…

※「明史の獄」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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