明暗版(読み)めいあんばん

世界大百科事典(旧版)内の明暗版の言及

【キアロスクーロ】より

…キアロスクーロという語は1681年にバルディヌッチFilippo Baldinucci(1624‐96)がグリザイユのような単色の絵画について用いたことに始まる。明暗法(2)明暗版と訳され,カマイユcamaïeuとも呼ばれる。色刷木版画の一種で,単色の濃淡またはそれに近い数色の濃淡を2枚以上(4~6枚が多い)の版を用いて明暗効果をだすもの。…

※「明暗版」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む