世界大百科事典(旧版)内の明暗版の言及
【キアロスクーロ】より
…キアロスクーロという語は1681年にバルディヌッチFilippo Baldinucci(1624‐96)がグリザイユのような単色の絵画について用いたことに始まる。明暗法(2)明暗版と訳され,カマイユcamaïeuとも呼ばれる。色刷木版画の一種で,単色の濃淡またはそれに近い数色の濃淡を2枚以上(4~6枚が多い)の版を用いて明暗効果をだすもの。…
※「明暗版」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」