明治農法(読み)めいじのうほう

世界大百科事典(旧版)内の明治農法の言及

【イネ(稲)】より

… 明治維新後は一時米質が低下したが,殖産興業政策の一環としての勧農政策のもとに,稲作伸張のためのいろいろな努力が払われ,1883年には水田面積が260万町余となった。そして優良品種と改良技術を組み合わせた明治農法と呼ばれる一連の体系的な稲作りの技術が老農により普及した。それとともに明治の末期,農事試験場が設置され,人工雑種によってイネの新品種が作り出され,販売肥料(魚肥・大豆かす)が普及するに至って,反当り収量は急速に高まった。…

※「明治農法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む