明渡裁決(読み)あけわたしさいけつ

世界大百科事典(旧版)内の明渡裁決の言及

【土地収用】より

…これは収用委員会の審理の際に,事実の調査・確認における煩雑さを避け,その能率化を図るために,収用対象地に関する事実および権利の状態,これらについての当事者の論点を記載して,あらかじめ整理することを目的としている。
[収用裁決]
 収用裁決には,権利取得裁決と明渡裁決の2種類がある(47条の2)。権利取得裁決は土地の所有権の取得に関する裁決であり,明渡裁決は起業者がすでに所有権を取得した土地を現実に事業の用に供しようとするときの土地占有者の排除に関する裁決である。…

※「明渡裁決」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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