《明烏後真夢》(読み)あけがらすのちのまさゆめ

世界大百科事典(旧版)内の《明烏後真夢》の言及

【浦里・時次郎】より

…モデルは1769年(明和6)7月の伊之助・三芳(吉)野の心中事件である。その後,富士松魯中が1857年(安政4)にその続編として《明烏後真夢(のちのまさゆめ)》を発表した(原作は為永春水・滝亭鯉丈(りゆうていりじよう)合作の人情本《明烏後正夢》)。続編では2人は時次郎の叔父が住職をしている深川の慈眼寺まで逃げ,その墓地で柳の枝にしごきをかけて心中する。…

※「《明烏後真夢》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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