星社(読み)せいしゃ

世界大百科事典(旧版)内の星社の言及

【国分青厓】より

…藩学養賢堂に学んだのち上京し,1889年新聞《日本》の創刊に加わり時事を風刺する〈評林〉詩欄を担当して注目を集め,同紙廃刊後は《日本及日本人》に拠ってこの欄を続けた。90年9月,本田種竹らと森槐南を盟主とする詩社星社を復興し漢詩人としての地位を確立したが,種竹・槐南らの没後は大正・昭和にかけての漢詩壇の中心となった。《大正詩文》《斯文》に寄稿したほか《昭和詩文》を主宰し,1937年には芸術院会員に選ばれた。…

【森槐南】より

…博識で能吏の風があり,終始伊藤博文の後援をうけた。大沼枕山,春濤なきあとの詩壇再興に尽くし,90年に結成された詩社星社の盟主に推された。94年星社解散後は雑誌《新詩綜》《随鷗集》を刊行。…

※「星社」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」