時分割多重方式(読み)じぶんかつたじゅうほうしき

ASCII.jpデジタル用語辞典 「時分割多重方式」の解説

時分割多重方式

デジタル信号を時間単位で区切り、複数チャネルデータを1つの回線で送受信する方法デジタル携帯電話などで使われる。TDDとも呼ぶ。

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世界大百科事典(旧版)内の時分割多重方式の言及

【遠隔測定】より

…これらのサンプリング方式の理論的基礎はC.E.シャノンのサンプリング定理であり,それに基づいて,測定量に含まれる最高周波数成分の周波数に応じたサンプリング周期が選定されなければならない。遠隔測定では伝送路の多重利用を行うのが通常であるが,サンプリング方式では,サンプリング周期を複数の時間間隔に分割して,複数の信号を順次に伝送する時分割多重方式が採用されている。この方式にもっとも向いているのは,ディジタル信号の特質として記憶が容易なPCMである。…

※「時分割多重方式」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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