世界大百科事典(旧版)内の時差通勤通学の言及
【通勤】より
…朝夕の一定時刻に大量の乗降客が集中して通勤ラッシュが起こるが,そのピークの時間帯(ラッシュアワー)には,主要路線での乗車率は定員の3倍前後にも達する。国鉄(現JR)では1959年以来,時差通勤通学の実施を呼びかけているが,ラッシュの解消にはほど遠い。 このような通勤人口の増加や通勤の長距離化は,心身の疲労,文化的生活時間の切詰めなど勤労者の生活に不健全なひずみを与える一方,長くなった通勤時間をすごすために読む夕刊紙や週刊誌のブームなどももたらしている。…
※「時差通勤通学」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」