《普請中》(読み)ふしんちゅう

世界大百科事典(旧版)内の《普請中》の言及

【森鷗外】より

…《妄想》(1911)も同系列の作品で,半生を回想してなお尽きぬ〈見果てぬ夢〉の思いを述べる。《普請中》(1910)は留学時代の愛人と再会して無感動な高級官吏を描いた短編だが,西洋を模して及ばぬ日本の近代に対する諦念が根底にひそむ。しかし,現実の時代状況への対応も敏感で,華族の嫡男を主人公とする《かのやうに》(1912)以下一連の秀麿(ひでまろ)物や《沈黙の塔》(1910)では,大逆事件に象徴される政府の社会主義弾圧政策に対して,強い危惧を表明している。…

※「《普請中》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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