世界大百科事典(旧版)内の普通堆肥の言及
【堆肥】より
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[速成堆肥]
堆肥には堆積方式により水積み堆肥と速成堆肥があるが,広く用いられるのは速成堆肥である。水積み堆肥は普通堆肥ともいい,石灰分や窒素分を加えず水分を調節し堆積腐熟させたものである。速成堆肥はわら類や落葉に石灰分と窒素分を加えてよく混合し,適当な水分のもとに1.5~2.0mほどの高さに堆積して腐熟させたもので,わら類400kgに消石灰20kgほどと水600lほどを加えて2週間程度仮積みしたあと,堆肥舎内の畳2畳分ほどの広さの枠内にうつし,窒素1.5kg(硫安または尿素)を添加混合して1.5~2.0mの高さに本積みし,1ヵ月に1回ほど上下を切り返して2ヵ月ほど置くとできる。…
※「普通堆肥」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」