暢思骨(読み)ちょうしこつ

世界大百科事典(旧版)内の暢思骨の言及

【肩帯】より

…鳥類では左右の鎖骨が間鎖骨を介して正中部で連結融合し,1個のV字形の骨になる。これを叉(さ)骨,暢思(ちようし)骨(ウィッシュボーン)などとよぶ。 哺乳類では,爬虫類と同様の肩帯をもつ単孔類を除き,構成骨の数がさらに減少する。…

【鎖骨】より

…脊椎動物の肩帯(または前肢帯,上肢帯),つまり前肢を胴につなぐ骨格の一部をなす左右1対の骨。哺乳類では,肩甲骨とともに上肢帯をつくる骨で,胸の前面の上の境をなしている。棒のような形の骨で,軽くS字状に曲がっている。〈鎖〉とは閉ざすもの,または鍵という意味で,骨の形が鍵に似ているところから,ラテン語でこう名づけられたのである。一方の端は胸骨と関節を営み(胸鎖関節),他端は肩甲骨の肩峰と関節を営んでいる(肩鎖関節)。…

※「暢思骨」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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