曲・節・時(読み)きょくせつじ

世界大百科事典(旧版)内の曲・節・時の言及

【いけばな】より

…盛物(もりもの)とともに隠逸を愛する文人たちに支持された。曲(きよく)・節(せつ)・時(じ)という三当を重要なものとした生花流派の遠州流は,とくにその花形に曲が多く流麗で,その美しい線の構成は,幕末から明治にかけて外国に紹介され,フラワー・アレンジメントに大きな影響を与えた。
[近代のいけばな]
 明治中期に盛花(もりばな)という新しい形式のいけばなが創案された。…

※「曲・節・時」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」