曹山本寂(読み)そうざんほんじゃく

世界大百科事典(旧版)内の曹山本寂の言及

【曹洞宗】より

…同じく慧能の弟子南岳懐譲(えじよう)の系統の臨済義玄を派祖とする臨済宗とともに,禅宗の二大主流となった。曹洞の名の由来は,洞山とその弟子曹山本寂(840‐901)の洞と曹をとったもので,洞曹宗という表記もある。しかし曹山の系統は長く続かず,その禅風は,洞山下雲居道膺(どうよう)の系統によって後世に伝えられた。…

※「曹山本寂」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」