曼陀羅(読み)まんだら

世界大百科事典(旧版)内の曼陀羅の言及

【変相図】より

…日本では平安時代以降,変もしくは変相の意味がしだいに不明となったらしく,用語例は少なくなり,密教の曼荼羅を用語として転用するようになった。あえて密教の曼荼羅と区別するために曼陀羅と表記される場合もある。当麻曼荼羅をはじめ,九品曼荼羅,浄土曼荼羅,迎摂曼荼羅など各種の浄土変のほか,法華経変相の法華(経)曼荼羅など,日本でも変相図を絵解きすることが行われた。…

【曼荼羅】より

…サンスクリットのマンダラmaṇḍalaを音訳したもので,曼陀羅とも書く。語基のmaṇḍaは〈心髄〉〈本質〉を意味し,接尾語のlaは〈得る〉の意味を有する。…

※「曼陀羅」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android