曾歩曾歩氏(読み)そふそふうじ

世界大百科事典(旧版)内の曾歩曾歩氏の言及

【平野殿荘】より

…1239年(延応1)宣陽門院は灌頂の布施として仁和寺菩提院行遍(ぼだいいんぎようへん)に寄進,行遍はこれを新設の東寺常住供僧の供料荘と定め,以後,1569年(永禄12)までは東寺供僧領(十八口供僧方)の荘園であった。下司・惣追捕使の所職は曾歩曾歩(そふそふ)氏一族が相伝,曾歩曾歩氏は興福寺一乗院御房人でもあったため,興福寺の介入が頻発し,菩提院からの干渉もあって東寺供僧は支配の貫徹に苦しんだが,曾歩曾歩氏の内部対立に乗じ,その一部を悪党として排除し,1291年(正応4)荘務権を掌握した。しかし室町期以後,現地の曾歩曾歩氏の乱妨,守護権に基づく興福寺の段銭賦課,近隣の片岡氏や河内の畠山氏被官の介入により,16世紀前半には東寺領の実質を失った。…

※「曾歩曾歩氏」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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