最上船(読み)もがみぶね

世界大百科事典(旧版)内の最上船の言及

【最上川】より

…清水,大石田,船町が最上川の三河岸として早くから特権を維持したが,享保年間(1716‐36)に寺津(現,天童市),本楯(もとだて)(現,寒河江市)が新しく河岸として認められた。最上川の川船の大部分は,酒田船と大石田船を中心とする最上船に分けられ,いずれも商人所有の町船である。中期以後,米沢藩,新庄藩,佐倉藩の御手船もあらわれた。…

※「最上船」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

一粒万倍日

一粒の種子をまけば万倍になって実るという意味から,種まき,貸付け,仕入れ,投資などを行えば利益が多いとされる日。正月は丑(うし),午(うま)の日,2月は寅(とら),酉(とり)の日というように月によって...

一粒万倍日の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android