世界大百科事典(旧版)内の最上高湯の言及
【蔵王山】より
…南蔵王は新しい火山活動がみられず,北蔵王とは対照的に山頂まで森林におおわれている。 山形県側の山麓には,蔵王国定公園の玄関口にあたる蔵王温泉(最上高湯,強酸性ミョウバン緑バン泉,42~62℃)があり,宮城県側には遠刈田(とおがつた),青根,峨々(がが)などの素朴な温泉が点在している。1962年に蔵王山中を東西に横断する有料道路の蔵王エコーラインが開通したのをはじめ,刈田岳山頂に至る蔵王ハイライン,エコーラインから蔵王温泉に通ずる蔵王ラインなどが次々と開通し,車窓から標高1700m付近までの火山地形や自然林,高山植物などを眺めることができるようになった。…
※「最上高湯」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」