世界大百科事典(旧版)内の最大剰余法の言及
【比例代表制】より
…
[各種の方式]
比例代表制では,得票数をもとに各政党に何議席ずつ配分するかということと,配分された議席がどの候補者に与えられるかということとの2点について考慮が必要である。各種の方法を大別すれば,議席配分に関して最大剰余法largest remainder formulaと最大平均法highest average formulaとがあり,当選者の決定に関して名簿式と単記移譲式とがある。最大剰余法とは,ある一定の得票数を決めて,各党についてその得票数ごとに1議席ずつ配分していき,残った配分もれの議席を各党の配分もれの得票数(剰余)の大きいものから順に与えていく方法である。…
※「最大剰余法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」